マルウェア感染を通信から発見するツール 『NetStatusMonitor』
一般的なアンチウィルスソフトは侵入(インバウンド)については監視できますが、漏出(アウトバウンド)については監視できません。つまり、知らないうちにマルウェアに感染して、PC内部(HDD上に)記録された情報がどこかのサーバーに向かって飛んでいても発見することができません。
検知するためには通信内容を常時監視して、怪しい通信をピックアップする仕組みが必要で、それはアンチウィルスの領域ではありません。でも、世の中にはそんな監視ツールをフリーソフトとして提供してくれる人がいます。
「ウィルスを通信から発見するツール NetStatusMonitor」は、ネットワーク通信を監視して、挙動の不審なプロセスを早期に発見するためのツールです。あらかじめ安全とわかっているプロセスを除外表示し、ブラックリストに合致するプロセスを検出してくれるようになっています。
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、作者(西村 誠一氏)のWebサイトからダウンロードできます。
[blog] 西村誠一のWindowsフリーソフト:http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/0043b1ea024fc5c5a8aa8a679295a742d3.jpg