旅のアルバム

  • 日本全国を旅しています。
    奈良・唐招提寺

    苦難の末に来日された鑑真和尚ゆかりの唐招提寺は南都六宗の一つである律宗の総本山です。本堂脇に校倉造りの倉が2つあり、鑑真和尚のお墓に通じる道の両脇の杉林の根元はしっとりと苔に覆われていました。掃き清められた参道脇の小さな砂地の上まで枯山水の紋が描かれているのが印象的でした。

    奈良・薬師寺

    唐招提寺から歩いて10分程のところに薬師寺があります。金堂、大講堂を中心にシンメトリカルに配された西塔、東塔で有名な薬師寺は「法相宗[ほっそうしゅう]」の大本山です。東塔は現在解体修理中で、工事用のフェンスに囲まれていましたが、昭和56年に再建された西塔は鮮やかな朱色が印象的でした。

    奈良・興福寺(夜景)

    宿泊地の近く猿沢の池の先に興福寺がありました。ライトアップされた五重塔が闇に生え、昼間見る姿とは別物のように感じました。

    奈良・春日大社、東大寺

    法隆寺から乗ったバスが春日大社に着いたときには16時を回り、暗くなりかけていました。おびただしい数の灯籠が印象的な春日大社を後に、奈良公園を抜けて東大寺に向かいましたが、着いたのは閉門間近でした。それでも中に入れて貰うことができて、大仏殿の中にも入ることができました。大仏殿は意外にも撮影が許可されていて、とても得をした気分になりました。

    奈良・平城宮跡

    近鉄奈良駅から二つ目、大和西大寺駅から歩いて10分程で平城宮跡に着きます。広大な敷地に建物はまばらで、一番奥にある平城宮跡資料館の遙か前方に朱雀門(入り口)が見えます。

    奈良・法隆寺

    奈良市内から斑鳩の里にある法隆寺まではかなりの距離があります。法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。聖徳太子が建立した法隆寺は広い敷地に塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍があり、一回りするのに結構時間が掛かりました。

    飛鳥路・飛鳥寺

    前日の天気予報では降水確率70%でしたが、橿原(かしはら)神宮前駅に降り立つと曇り、そのまま晴れそうな気がしたので駅前でレンタサイクルを借りて、飛鳥路のサイクリングに出かけました。飛鳥路は起伏があるので、体力があるうちに高いところを目指そうと、最初に向かったのが、水落遺跡と飛鳥寺(飛鳥大仏/日本で最古の仏像)です。

    飛鳥路・亀形石造物

    飛鳥寺から少し登ったところに亀形石造物があります。亀形石造物のすぐ近く小高い丘の上には有名な酒船石もあります。どちらも用途が不明、ミステリースポットと言われています。酒船石は笹舟を浮かべて吉凶を占ったとも言われていますが、亀形石の方は亀のデフォルメの仕方がとても古代のものとは思えず、地中深くに埋まっていたのではなく、意図的に埋められていたのではないかと思わせるほどです。

    飛鳥路・石舞台

    飛鳥寺の一番高いところ、山の中腹に石舞台古墳があります。古墳の石室が露出したものと言われていますが、これだけの大きさの石室を埋めるにはそれなりの大きさの古墳になるはずで、もともと祭事や他の用途に使うために作られた石造物との解釈もあります。中はきれいな直方体の空間になっています。

    飛鳥路・高松塚

    飛鳥寺の一番低いところ、飛鳥駅からそう遠くない飛鳥歴史公園の一角に高松塚古墳があります。このあたりの古墳はプリンの枠のような形をしていて、高貴な人が埋葬されている場合は八角形をしています。高松塚古墳は八角形ではありませんが、段のついたプリン型で意外にこじんまりとしています。ここに着た頃にはすっかり晴れて青空が出ました。

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