関東近郊、日帰り登山中心の山行の記録です。 城峰山登山#2 4月8日(火)に城峰山に登ってきました。城峰山に登るのは2回目。前回は紅葉の中を歩きましたが、今回は新緑の歩きました。皆野駅前から乗った町営バスには3名の登山客がいましたが、秩父華厳の滝バス停で全員下車したため、破風山を目指したものと思われます。西門平登山口から山頂までは関東ふれあいの道の一部となっていて道標も多く登山道も整備されていました。登山道手前の桜は5分咲き程度でしたが、山中にある山桜はまだ咲いていませんでした。山頂にある電波塔展望台からは、春霞が掛かり前回ほど鮮明ではありませんでしたが、奥秩父や長野・群馬の山々を見渡すことができました。 北向地蔵・物見山・日和田山 3月18日(火)に東吾野駅を出発して、北向地蔵~物見山~日和田山にかけてプチ縦走をしてきました。好天に恵まれましたが、この時期は休憩を取るとすぐに体温が下がります。物見山~日和田山は人気コースだけあって、何組かの登山者グループとすれ違いました。山頂からの展望が開けている日和田山からは、東方面の関東平野を見渡すことができました。日和田山山頂からの下りはチャートがむき出しの男坂と比較的なだらかな女坂がありますが、無難な女坂を選択して高麗駅に向かいました。 子の権現 2/18(火)に子の権現(天龍寺)に登ってきました。西吾野駅から歩き始め、2時間強で最高点(標高640m)の鐘楼に着きました。鐘楼からは関東平野の南部を遠くまで見渡すことができました。境内には大きな鉄のわらじと夫婦下駄があり、リュックサックの形をした登山お守りが売られています。境内から伊豆ヶ岳方面へ少し下った斜面に白い手が2つ、唐突に現れます。有名な彫刻家が寄進した像とのことですが、初めて見るとびっくりします。この時期登る人は少ないですが、南側斜面にある紅梅が開花し始めていました。昼食を取った後、関東ふれあいの道を吾野駅駅に向かって下りましたが、杉が花を付けていましたので、そろそろ花粉が飛びそうです。 関八州見晴台・高山不動尊#2 2月4日(火)に関八州見晴台・高山不動尊に行ってきました。西吾野の駅に着いたときは氷点下の寒さでしたが、登山道を上り始めるとしだいに体が暖まりました。急登を登り稜線に出ると冷たい風に晒されましたが、谷沿いの登山道は風も無く穏やかでした。最初の目的地の関八州見晴台は、関東一円の景色、うっすらと雪化粧した秩父の山々、真っ白な富士山を見ることが出来ました。景色を堪能したあと、高山不動尊に下り少し休んでから下り始めると、粉雪が舞い始めましたが、すぐに止みました。この時期の低山は寒さは厳しいものの、すれ違う登山者もほとんど無く、落ち着いて歩くことが出来ました。 陣馬山 12月17日(火)に陣馬山に登ってきました。陣馬山は2回目の登山となりますが、前回は梅雨の晴れ間に登ったため、山頂からの視界が悪く富士山始め周囲に山々を見渡すことができませんでした。今回は空気の澄んでいる12月、快晴の下の登山となり、富士山始め周囲の山々や下界の景色をくっきりと見ることができました。バスを下りてしばらくは寒かったのですが、登っているうちに体温もあがり途中からアウターを脱ぎました。山頂は平日にもかかわらず多くの登山客がいて、殆どの皆さんが食事を取りながら真っ白な富士山を堪能していました。前回は高尾山まで縦走したのですが、今回は陣馬山だけにとどめ、早めに下山しました。 丸山展望台 12月3日(火)に丸山展望台に登ってきました。里は紅葉真っ盛りでしたが、高度を上げると木々の葉も落ち、登山道に落ち葉が積もっていました。12月にしては気温も高めで雲一つない快適な登山日和。急登をいくつか超えて展望台に着くと次々と登山者がやってきて、一様に歓声を上げていました。展望台には何回か来ているのですが、快晴で空気も澄んでいて今までで最高のコンディション。秩父・奥秩父の山並みはじめ、雪をかぶった遠くの山々まで見渡すことができました。昼食を取った後、大野峠に向けて歩き出しハンググライダーの滑空場で開けた景色を眺めながら小休憩。大野峠から長い下りを歩いて下山しました。 雲取山 11月12日(火)、13日(水)と山小屋1泊で雲取山に登ってきました。この時期は紅葉登山で賑わう山で登山道で多くの人たちとすれ違いました。中腹あたりが紅葉全開、山道も向かいの山肌も錦に染まっていました。天気が良く歩き始めると上着も要らないほどでしたが、山頂はさすがに寒くて上着を羽織りました。日没前に山小屋に着きたかったため、早めのペースで登ったところ予定より二時間早く着くことができました。夜中に山小屋の外に出るとカシオペヤ、北斗七星はじめたくさんの星を見ることができました。朝は小屋の窓からご来光を見ることができました。帰りは昼のバスに間に合うよう下山したかったため、巻き道を選んで歩きましたが、前日には見えなかった富士山を登山道の随所から眺めることができました。富士山は初冠雪の雪も消え、茶色い山肌でした。紅葉を堪能しながら山道を下り、昼前のバスに間に合いました。雲取山は走行距離が長く行くのを躊躇していましたが、今回意を決して登って良かったです。 榛名山(掃部ヶ岳) 11/5(火)掃部ヶ岳(かもんがたけ)に登ってきました。榛名山の紅葉が見頃を迎え午前中は晴れとのことで9時過ぎに登り始めました。途中の硯岩で展望を楽しんだ後掃部ヶ岳方面へ向かいました。山頂へ続く長い階段は丸太がむき出しになって非常に歩きにくい状態でした。階段を上り終え山頂手前の分岐から歩くこと15分、掃部ヶ岳山頂に着きました。晴れていたため紅葉に彩られた榛名富士をはじめとして榛名山塊、その向こうの妙義山、さらに遠くの山並みまで見渡すことができました。昼食を取り終えたころ、予報通り雲がかかりましたが、視界は良好でした。下りは岩場歩きを避けて来た道をピストン、長い階段を下ったあと緩やかな山道へ。雲行きがさらに怪しくりましたが、降られることなく登山口に戻りました。 尾瀬・大江湿原 関越交通の夜行バス「尾瀬号」に乗って、大江湿原に行ってきました。大清水に午前4時過ぎに到着。朝食をとり支度を整えて4時45分にヘッドランプを点けて歩き出しました。歩くこと1時間余り、一ノ瀬休憩所で休憩を取るうちに夜が明けました。5時40分に三平橋の登山口から登り始め、三平峠に着いたのが6時40分。下り始めると以前はボロボロだった木道と木の階段は工事中。尾瀬沼に7:00に到着しました。熊出没注意の看板を横目に歩き長蔵小屋の前の水場で水を補給して大江湿原(沼山峠方面)へ。草紅葉には少し早いせいか、すれ違う人もまばら。晴れたり曇ったり、天気雨が降ったりとめまぐるしく天気が変わる中、一通り写真を撮ってから、予定より早めに下山(峠登り)開始。来たコースをピストンで戻り、大清水に12時過ぎに着きました。昼食をとって予定より一本早い13時10分発のバスで帰ってきました。数年前に行った時に長蔵小屋の主人がボロボロの木道を嘆いたので、真新しい木道が強く印象に残りました。 立山・雄山 8月11日に毎日アルペン号の夜行日帰りバスで立山・雄山に登ってきました。竹橋を22時30分に出発、室堂バスターミナルに7時に到着。殆どの人は途中で折立行きに分乗したため、室堂行きの乗客は5名でした。帰りは12時30分出発のため、4時間で出発地点に戻る予定です。休憩で寄った北陸道のSAは雷雨で立山の気象が気がかりだったのですが、快晴とは行かなかったものの、山行中は天気が持ってくれました。雄山山頂はガスっていたものの、祈祷料700円を払い雄山神社へ参拝。常駐している神主が祈祷してくれ、最後に全員で万歳三唱しました。予定通り11時に室堂平に戻り、その足でミクリガ池・エンマ台まで行きました。東京から日本海側の立山に登り、日帰りで戻るという長距離コースでしたが、無事に戻ってくることが出来ました。 御嶽山・剣ヶ峰 山の日に毎日アルペン号の夜行日帰りバスで御嶽山に登ってきました。竹橋を前日23時に出発、御嶽山駐車場に5時過ぎに到着。身支度を調えながら持つこと1時間余り、ロープウェイ運行開始の7時前には長い行列が出来ていました。終点飯盛高原駅の標高は2,150m、ここから御嶽山頂(剣ヶ峰、3,067m)の標高差900mを登ります。樹林帯→ザレ場→岩場と鎖やハシゴはありませんが、歩く距離が長いので体力が必要です。標高が上がるにつれ、気温は下がりますが、それでも大量の汗をかきますので、タオルと水分補給が欠かせません。途中に山小屋が三つあり、座って休憩を取ることが出来ます。剣ヶ峰に着いたのは10時30分、それほど広くない山頂には大勢の登山客がいました。山頂には10年前に発生した噴火災害の慰霊碑、シェルター、噴火ガスで変色した銅像があります。それほど広くない山頂付近で58名が亡くなり、5名が行方不明というのは現場に来ると胸に迫るものがあります。殆どの方が頭部損傷で亡くなったことから、山頂付近は今もヘルメット着用となっています。山頂から少し下って二の池山荘やサイの河原付近まで行きたかったのですが、想定以上に脚に来ていたこと、帰りのバスの出発時刻考慮して来た道を、足元に気をつけながらピストンで下りました。 戦場ヶ原湿原・夏 毎年盛夏の頃になると高所の湿原に行きたくなります。今年は関東近郊でアクセスが良く日帰りできる戦場ヶ原湿原に行ってきました。尾瀬のような池塘はありませんが、木道沿いに湯川の澄んだ流れを見ることが出来ます。日光駅前からバスに乗り、赤沼バス停に着いたのが10時前、小田代原~弓張峠~泉門池(昼食)~青木橋~自然研究路を回って赤沼橋に着いたのが13時前でした。奥に見える男体山ファミリー群、湿原を覆うホザキシモツケのピンク、鮮やかなコオニユリのオレンジ、立ち枯れの木のシルエット、真っ青な空、真っ白い雲。まさに夏の湿原の写真を撮ることができました。 石割山・大平山 6月5日(水)に石割山・大平山に登ってきました。山中湖畔にある山で晴れていれば眼前に大きな富士山を望むことが出来ます。富士急電車の車窓からは富士山の全容がくっきりと見えていたのですが、石割山山頂(1413m)に着いた11時頃には左側に雲がかかっていました。梅雨前のこの時期、一日中晴れていただけでも十分ですが、やはり大きな富士山の姿を見たかったです。もう少し早い時間、晩秋から初冬のころに登れば冨士山の全容を見られる確率は高いでしょう。それにつけても大きな富士山でした。 清八山・本社ヶ丸 5月21日に清八山と本社ヶ丸(ほんじゃがまる)に登ってきました。どちらも1500mを越える山ですが、笹子駅を起点とした一般的なコースでは標高差が1000mあり、10時間程掛かる健脚者向けの山行となります。そこで、体力的に負荷の少ない三つ峠登山口から林道を上り、清八山~本社ヶ丸~笹子駅に抜けるコースを選択しました。三つ峠登山口の標高が830mあるため、6時間強で回ることが出来ます。バスを降りて10時半過ぎに出発。車両通行止めのゲートの脇を抜け、早めのペースで歩いたところ、12時前に清八山に着きました。お目当ての富士山は雲の中でしたが、昼食休憩を取ってから360度開けた視界を写真に収め、本社ヶ丸を目指しました。ルート上に!が着いた岩場が数ヶ所有りましたが、三点支持で越えました。本社ヶ丸の手前で、山行中ただ1人の登山者(女性)とすれ違いました。本社ヶ丸からも富士山は見えませんでしたが、写真を撮りしばらく休んでから、1000m以上下るコースに入りました。コースの途中にある巨大な鉄塔の下で休憩を取ったあと、「登山道」の標識に惑わされ宝鉱山ルートに入ってしまいました。踏み跡不明瞭な荒れたコースを下り15時過ぎに下山口(林道)に出ました。林道を下ると県道に出て、都留市行きのバスに乗ることが出来ました。 正丸駅~虚空蔵峠~芦ヶ久保縦走 4月10日に正丸駅~正丸峠~正丸山~川越山~旧正丸峠~虚空蔵峠~二子山~七曲がり峠~カバ岳~大野峠~芦ヶ久保を縦走してきました。前回のツツジ山ルートよりは踏み跡は明瞭でしたが、登山客の少ないマイナールートのためか、虚空蔵峠へ向かう山道の階段は朽ちていて途中からロープを伝って下りるようになっていました。二子山以降の整備具合と比較して同じ「関東ふれあいの道」とは思えない荒れようでした。正丸駅~虚空蔵峠は旧正丸峠へ直行するのが一般的ですが、今回は正丸山、川越山を経由する大回りルートを選択したため、その分歩行距離が伸びました。正丸駅を出発したのが7:00、終点の芦ヶ久保駅に着いたのが14:00。芦ヶ久保駅の周りは桜が満開でした。 正丸駅~つつじ山~道の駅芦ヶ久保(氷柱)縦走 1月26日(金)正丸駅を7:30に出発。小都津路山(こつつじやま)~大都津路山~つつじ山~狩場坂峠~二子山~大野峠~丸山~日向山~道の駅芦ヶ久保(氷柱)を縦走してきました。厳冬期の平日にここを歩く登山者は殆ど居なくて、出会ったのはつつじ山頂でハイカー一人だけでした。奥武蔵の縦走コースはどこかしら急登・急坂があるのですが、小都津路山手前に約200mの急登(ほぼ直登)があり、体力をかなり消耗しました。山頂や稜線は冷たい強風が吹き荒れていたので、ニット帽を被りネックゲイターを巻きました。つつじ山で昼食休憩を取り、再び歩き始めたのですが、その後もアップダウンがあり、丸山に着いた頃にはかなり脚に来ていました。展望台で写真を撮って一休みしてから、16時半ころに道の駅芦ヶ久保に着くことを目標に、日向山経由で下りました。風の道を下る途中で日が陰ってきたのですが、17時過ぎに道の駅芦ヶ久保に到着することが出来ました。17時半ころに氷柱会場に入りましたが、思ったより多くの人が来場していました。写真を撮った後、芦ヶ久保駅18:22発の電車で帰ってきました。今回のコース前半の登山口からつつじ山までは道標の無い分岐や、踏み跡不明瞭なところ、リボンの無いところが多々有り、地図アプリで自分の位置を確かめながら進む必要があります。 高畑山・倉岳山 11月29日(水)、高畑山~倉岳山(くらたけやま)を縦走してきました。中央本線の鳥沢駅から歩いて40分ほどで登山口のある小篠貯水池に着きました。そこから30分ほど歩くと高畑山・倉岳山の分岐になります。高畑山の山道は片側が切れ落ちているところが多く、少し緊張します。急登の先にある山頂に着くと富士山が見えましたが、両側を木に囲まれているのが少し残念です。写真を撮って行動食を食べてから小休憩、倉岳山を目指して歩き始めました。2座とも1000m未満のため、山頂直下まで広葉樹林帯です。つまり大量の落ち葉があると言うことです。下りの急坂で山道が落ち葉に覆われているととにかく滑りますが、ストックがあると転ばぬ先の杖になります。さらに下って穴路峠を過ぎ、登り返して30分ほどで倉岳山山頂に到着。残念ながら富士山は雲の中でしたが、山頂に他の登山者は無く独り占め状態。ゆっくり昼食を取ってから梁川駅を目指して下山開始。立野峠の十字路標識を過ぎ、沢沿いの長い山道を歩いて林道出合に到着。そこから歩いて20分で梁川駅に到着しました。 川苔山 11/14(火)に川苔山(かわのりやま、標高1363m)に登ってきました。アクセスも良く大人気の山で奥多摩駅8:10発の川乗橋登山口行きのバスは平日にもかかわらず満席でした。渓流に掛かった橋を何度も渡る登山道には大小の滝があり、中でも「百尋の滝」は都内とは思えないきれいな滝です。滑落の危険がある岩場が何ヶ所かありますが、慎重に登れば大丈夫です。平坦な道と急登の緩急が大きく1000m近い標高差もあるので体力が必要です。紅葉している木はまばらだったのですが、山頂からは雲取山と木々の合間から富士山が見えました。帰りは鳩ノ巣駅方面の登山道を足早に下り、15時過ぎに鳩ノ巣駅に着きました。快晴無風の最高の登山日和でしたが、朝は寒いので防寒ジャケットは必須です。登山適期の川苔山ですが、この辺は熊が居るので熊鈴を付けることをお忘れ無く。 乾徳山 10/23(月)、乾徳山(けんとくさん)に登ってきました。塩山駅8:30発の路線バスに乗って9:02登山口バス停着。そこから30分程坂を登って登山口に着きます。バス停から山頂までの標高差は1200m。標準コースタイムに休憩を加えると7~8時間、最終バスが16:51に出るので、その前に下山しなければなりません。2つの水場の間に平坦な道がありますが、火山岩(大昔の火山)のガレ場が多くペースが上がりません。さらに山頂付近は鎖が掛かった急な岩場が数ヶ所あり気を抜けません。最後の鎖場「鳳岩」を登った後に観られる360度の大パノラマは圧巻ですが、火山岩塊に覆われた山頂は狭く、休むスペースは少ないです。そそくさと昼食を取ってから、写真を撮り早々に下山開始。緊張しながら鎖場を下り、ガレ場で転びそうになりながら急ぎ足で歩き、16時前に登山口に戻りました。大分日が傾いてきましたが、16時20分にバス停に戻ることができました。慌ただしい山歩きとなりましたが、快晴で殆ど風も無く山頂近くの登山道からも富士山が見えていたのが救いでした。 男体山 10月11日に男体山(二荒山)に日帰りで登ってきました。日光駅前7:50発のバスに乗り、一時間ほどで二荒山神社中宮祠(登山口)に着きました。紅葉シーズン(今月末ころ?)になるといろは坂は大渋滞するので、日帰りは難しくなります。男体山は二荒山神社の境内なので受付に入山届を出して入山料(1000円)を払うと首から提げる入山お守りがもらえます。登山口から山頂(2,486m)までの標高差1200m、4~5合目のアスファルトを除きほぼ直登します。特に6合目~8合目過ぎまでは岩場の急登のため、体力と気力をかなり消耗しますが、標高がグングン上がります。9合目の樹林帯を抜けると視界が開け、山頂まで続く赤茶けたザレ場になります。さすがに疲れて山頂手前で休憩を取りましたが、ほぼコースタイムの13:10に山頂に着きました。山頂に着いたときは雲が晴れて眼下の中禅寺湖や周辺の山々がきれいに見えました。以前登った日光白根山の山頂はうっすらと雪化粧していました。山頂はじっとしていると寒いので、昼食を取り絶景をカメラに収めた後で早々に下山を開始しました。日没前には登山口に戻りたかったのですが、岩場は無理をせず慎重に下りました。その後速めに歩き、ほぼコースタイムの16:30、日没前に二荒山神社に戻ることができました。なお、男体山は神域なので登山道に一切トイレがありません。心配な方は携帯トイレを持参してください。 苗場山 9月下旬、毎日アルペン号の夜行日帰りバスで苗場山に登ってきました。苗場山は古い火山で山頂台地には池糖(苗場に見える)がいくつもあります。登りは高速リフトで下の芝まで一気に標高を稼ぎ、その後は岩場と木道を歩き、外輪山のピーク神楽ヶ峰を超えると下りになります。雷清水(水場)を超えてしばらくすると登り返しが始まります。視界の開けた尾根歩きの後、大きめの岩のある急登を登り切ると急に視界が開けて、程なく山頂に着きます。山頂台地の木道からは周辺の山々がきれいに見渡せ、池糖には青い空と白い雲が映っていました。草紅葉が始まり、交流センター近くの木々も色づいていました。帰りはリフトが使えないため、長丁場の歩きに備えて早めに下山開始。気持ちよく晴れた最高の登山日和でしたが、前日の雨で足元がぬかるみ、靴も登山パンツも泥だらけ。岩場が続く下りでは滑って転ばないよう慎重に歩いたため、想定以上に時間が掛かりましたが、ケガすること無く登山口に戻れてホッとしました。 瑞牆山 奥秩父の百名山瑞牆山に登ってきました。山小屋に泊まるのが一般的ですが、今回は土日祝のみ運行される登山バスを利用しての日帰り登山に挑戦、無事クリアすることができました。バスは中央線の韮崎駅を8:50に出発、瑞牆山荘前に到着したのが10:10。登山開始が10:20でした。帰りのバスは16:30出発なので、休憩を含め6時間で戻って来る予定です。桃太郎岩を過ぎたあたりから岩場の連続(想定以上)、とりつきにくい大岩もあり苦戦。ケガに注意しながら、殆ど休みも取らずに歩き続けて13時過ぎに山頂に到着しました。山頂は時折ガスに覆われ、遠景を望むことはできませんでしたが、幸い雨には降られませんでした。短めの昼食を取り下山開始。慎重に岩場を下り終えたところで少し休憩、残り時間は1時間半となりました。ストックを取り出してスパート開始。富士見平小屋に着いたのが15:40、短い休憩を取ってから歩き始めて、バス停に着いたのが16時過ぎ。5時に家を出発22時に帰宅しましたが、乗り物に乗っている時間が大半。それでもいつもと違った達成感がありました。 富士山ご来光・お鉢めぐり クラブツーリズムの登山ツアーに参加して、梅雨明け直後の富士山に登ってきました。昨年は荒天のため本八合目で登頂を断念したので、見事リベンジ成功です。今年は好天に恵まれ、ご来光もきれいに見えました。その後のお鉢めぐりで剣が峰に行くこともできました。富士山の感想を数語で言うと「上りは登山者だらけ、山頂は極寒、下山はホコリまみれ」で、想像をかなり超えていました。自ら体験したからこそ分かることなので大いに満足ですが、気分転換に広葉樹の森や湿原のある他の山に行きたくなりました。 黒山三滝~役行者~顔振峠 30℃超えの7月17日に黒山三滝~役行者(えんのぎょうじゃ)~顔振峠(かあぶりとおげ)まで歩いてきました。夏場の低山は過酷です。脱水症状を起こさないよう水分補給と塩分補給を欠かさず歩き、強烈な日差しを避けて休むと一気に汗が噴き出します。それでも歩きに行くのは、体力(気力)維持のためということにしておきます。 滝子山 梅雨の晴れ間を狙い、6月21日に滝子山(たきごやま)に登ってきました。笹子駅から山頂(1620m)までの標高差は1000m、ゆるい上りが続くため長い距離を歩きます。登山道沿いを流れる沢の川床が白いのは真砂(花崗岩が削られた砂)が沈んでいるためです。山頂についた時には雲が多く、残念ながら富士山や遠くの山を見ることはできませんでしたが、眺望は開けていました。山頂付近のヤマツツジは盛りを過ぎていましたが、かろうじて花を付けていました。 雁ヶ腹摺山 雁ヶ腹摺山シリーズの最後は雁ヶ腹摺山、山頂からの富士山の眺めは秀逸で旧5百円札に描かれていました。登山口までは車で行くのが普通ですが、今回はバスを利用しました。バスの終点ハマイバを7:30に出発。林道を11km歩いて10:00に登山口の大峠に着きました。数十分の休憩を取った後山頂を目指し、11時20分に山頂に着きました。ハマイババス停から山頂までの標高差は1000mを超え、体力(脚力)を大きく消耗しました。堆積岩の巨岩が転がる山道はミツバツツジが満開、山頂からは富士山がきれいに見えて、そんな苦労も吹き飛びました。下山途中で野生の鹿に出合い写真を撮ることができました。登山口の大峠から来た道を足早に戻り、なんとか15時10分発のバスに間に合いました。25km以上歩いたため、脚も腰もいたるところ全身筋肉痛になりましたが、苦労の代償として雁ヶ腹摺山シリーズ3山登頂の達成感を得ることができました。 牛奥の雁ヶ腹摺山 5月2日、日本で一番長い山名で有名な牛奥の雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)に登ってきました。標高1990mですが、登山口の標高が1400m近くあるので、標高差は600m程。唐松林の中を抜け、ゆっくり登っても2時間で山頂に着きます。登山口までは甲斐大和の駅から季節運行の路線バスが出ているのですが、GW中とあって大菩薩嶺を目指す登山客(95%くらい)が長蛇の列。乗り切れず2台増便されました。山頂手前の大規模な縞枯れと笹のコントラスト、山頂から見える富士山と南アルプスの絶景、一眼デジを背負って登る写真好きにはたまりません。ここは縦走コースの途中にある山なので、健脚者は次の峰を目指しますが、私は富士山を眺めながらの昼食を取った後ピストンで登山口に戻りました。 笹子雁ヶ腹摺山 久しぶりに1000m超に挑戦、3月末に笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま、標高1358m)に登ってきました。雁が腹をするように越える山という意味で、他にも雁ヶ腹摺山、牛奥の雁ヶ腹摺山の2山があります。どの山からも富士山を眺めることができますが、牛奥の雁ヶ腹摺山が日本で一番長い山名として有名です。笹子雁ヶ腹摺山は笹子駅から歩いて30分のところに登山口があります。ひたすら登りつづけて、最後に長い急登を登り切ると2時間で山頂に着きます。山頂の展望は今ひとつですが、木々の間から富士山、南アルプスなどを眺めることできます。 鎌北湖・物見山 奥武蔵、飯能アルプスにある北向き地蔵・鎌北湖・物見山のハイキングコースを巡ってきました。この辺りは変わった地名の宝庫でそれぞれのいわれを調べながら歩くのも面白いです。低山のハイキングコースながら行程は長く、道標が無かったり急登が出てきたり、ある程度の登山経験が必要です。標高が低く眺望が無いのが残念ですが、かなり歩きごたえのあるコースでした。 関八州見晴台・高山不動尊 関八州見晴台・高山不動尊に登ってきました。所々にある滝を愛でながら関八州見晴台に向かいました。山頂は霞が掛かって遠景は望めなかったのですが、下山中にいきなり現れた高山不動尊の大きさに驚かされました。そこから先の登山道(下山方法)はいくつかありましたが、今回は出発点と同じ西吾野を目指して下りました。登山道は全般的に良く整備されていて歩きやすかったです。 さらに読み込む… (Visited 860 times, 1 visits today)FacebookXBlueskyHatenaPocketCopy