AMDのブランド広告に藤井聡太竜王起用!
AMDは8日、将棋棋士として活躍中の藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖)が、同社のブランド広告に出演したことを発表しました。藤井竜王はAMDの「Ryzen Threadripper」プロセッサを使い、AI将棋ソフトによる局面の解析や対局シミュレーションを通じて棋力の強化を図ってきたことで知られています。
藤井竜王が使用しているのは、ハイエンドCPUのRyzen Threadripper 3990X。発売当初50万円でしたが、円安が進行している現在は120万円です。CPU速度:2.9GHz、64コア/128スレッド、 キャッシュ:288MB、TDP:280Wととんでもないスペックですが、強力な水冷ユニット、1000W以上の電源、ハイスペックマザー、GPU、大量のメモリ、高速SSD、大型タワーケースと組み合わせてはじめて本領を発揮します。50万円で購入した頃は、100万円超で組めたと思いますが、現在の価格だと150万円~200万円くらい掛かるのではないでしょうか。
史上最年少(14歳2カ月)でプロ入りを果たし、無敗で公式戦最多連勝記録(29連勝)を樹立。その後、一般棋戦優勝・タイトル獲得、五段を除く昇段記録、タイトル二冠・五冠など、多くの最年少記録を塗り替えています。たゆまぬ努力とハイエンドCPU環境への投資をいとわないところが、並ではないです。