山歩きのアルバムに「御嶽山・剣ヶ峰」を追加しました
山の日に毎日アルペン号の夜行日帰りバスで御嶽山に登ってきました。竹橋を前日23時に出発、御嶽山駐車場に5時過ぎに到着。身支度を調えながら持つこと1時間余り、ロープウェイ運行開始の7時前には長い行列が出来ていました。終点飯盛高原駅の標高は2,150m、ここから御嶽山頂(剣ヶ峰、3,067m)の標高差900mを登ります。樹林帯→ザレ場→岩場と鎖やハシゴはありませんが、歩く距離が長いので体力が必要です。
標高が上がるにつれ、気温は下がりますが、それでも大量の汗をかきますので、タオルと水分補給が欠かせません。途中に山小屋が三つあり、座って休憩を取ることが出来ます。剣ヶ峰に着いたのは10時30分、それほど広くない山頂には大勢の登山客がいました。山頂には10年前に発生した噴火災害の慰霊碑、シェルター、噴火ガスで変色した銅像があります。それほど広くない山頂付近で58名が亡くなり、5名が行方不明というのは現場に来ると胸に迫るものがあります。殆どの方が頭部損傷で亡くなったことから、山頂付近は今もヘルメット着用となっています。山頂から少し下って二の池山荘やサイの河原付近まで行きたかったのですが、想定以上に脚に来ていたこと、帰りのバスの出発時刻考慮して来た道を、足元に気をつけながらピストンで下りました。