旅のアルバム

内宮は門前もとても賑わっていて、大勢の人が参詣に来ていました。長い参道の途中に澄んだ水が流れる五十鈴川の岸に下りられるところが有り、多くの人が足を止めていました。本宮の手前は少し急な階段となっていて、登り切ると外宮と同じように白い布の前に賽銭箱が置かれていました。帰り道に参道の裏を抜けると放し飼いの鶏がいました。

伊勢神宮は外宮と内宮に分かれています。外宮と内宮はバスで20分程の距離があります。はじめに外宮に詣でるのがしきたりで、長い参道の先に杉の大木に挟まれた本宮がありました。本殿の手前に賽銭箱があり、一般の人はそこで手を合わせます。

伊良湖岬は風の通り道です。当日も冷たい北風が吹いていましたが、だらだら坂を登り切ったところにある伊良湖灯台の屋上から270度の展望が開けました。来た道と反対に下ると「椰子の実の歌」で有名な恋路ヶ浜がありました。人気の無い砂浜の先に目をやると短い時間に大型船が何隻も通り過ぎました。

鳥羽にあるミキモト真珠島は、１８９３年、御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功したゆかりの島です。当日は空いていて解説のお姉さんが私一人にために、真珠養殖の方法を説明してくれました。昼食後、フェリーで伊良湖岬に渡りました。

名古屋にきたら名古屋城に登らなければと言うことで、近くまで地下鉄で移動しました。名古屋城は近年再建されたため、外見はお城ですが中身はエレベータ付の建物です。いまも再建工事中で、建設中のシートが掛かっているところが何カ所かありました。お城の庭では紅葉が見頃を迎えていました。