マイクロソフト、「Windows 10 Sはランサムウェアに影響されない安全なOS」と主張
2017年5月に発見されて日本でも話題になった「WannaCry」など「ランサムウェア」が猛威を振るっています。例えばWannaCryの場合、存在が発覚してからわずか数日で1万以上の組織と20万人以上の個別のユーザーが感染したといわれています。当初、メールの添付ファイルから感染すると言われていましたが、WANに公開しているSMBポートから直接侵入されたケースが多いようです。
Windows 7を搭載したコンピューターが多数感染していたことが報告されていますが、Microsoftによれば「WannaCryの攻撃によってWindows 10ユーザーが感染したということは聞いていない」とのことです。Microsoftの最新バージョンのWindowsを使用しているユーザーにとってはとても安心できるニュースであり、Microsoftは「Windows 10が将来的な他のサイバー攻撃に対しても安全を保証するものだ」と語っています。
「Windows 10 S」なら、さらに安心とも語っています。Windows 10 SはWindows 10の亜種OSで、馴染みの使用体験を提供しつつ、セキュリティとパフォーマンスに特化して合理化されたWindows 10 Proの特殊構成であるため、「ランサムウェア」の耐性が高いと言っています。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4020089/windows-10-s-faq