「パスワードは時代遅れです」とWindows 10では警告します!!
Windows 10では、従来のパスワードでのサインインに代わり、「PIN」(ピン)によるサインインが推奨されるようになりました。PINとは、「1234」のような4桁の数字です。これはWindows 8.1にも搭載されていた機能で、パソコンの起動時にパスワードの代わりに、4桁の数字を入力してサインインします。長いパスワードを入力しなくて済むので、手軽にサインインすることができます。
パスワードとPINの決定的な違いは「保存先」です。ネットワーク経由のログインでは、パスワードはサーバーに保存され、入力した文字列と比較されます。PINはPCに保存され、入力した文字列と比較されます。「なんだそれ」と思われるほどシンプルな仕掛けですが、パスワードは一度解読される(盗まれる)とどこからでもログインできますが、PINは盗まれてもそのPCでしか使えないので、PCが盗まれない限りログインできないと言うことになります。
もっとも、Windows 10でPINが推奨されるのはサインインで、メールやOneDriveのパスワードがなくなるわけではありません。それでも、サインできなければその先に進むことが出来ないので、パスワードよりも安全というわけです。
Windows 8/8.1でPINを設定する方法:http://h20628.www.hp.com/km-ext/content-webapp/document?docId=emr_na-c03931843
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/00fb953a4236aeb15b4d6d23d3808ce86b.png