北八ヶ岳連峰の北横岳に登ってきました。北横岳は標高2,480m、南峰と北峰に分かれた双耳峰で、三角点は北峰にあります。当日は真夏並みに気温が上がったため、雲が湧いて視界は今ひとつでしたが、それでも頂上からは雲をまとった南八ヶ岳連峰を見ることができました。
北横岳は縞枯れで有名な山です。縞枯れとはシラビソ、オオシラビソの純林にだけ見られる自然更新で、養分の乏しい溶岩の上で生き延びるため、一定の周期で枯れることで次世代の養分となり、命をつないでいるのではないかと言われていますが、決定的な説はありません。