HGST製HDDの故障率の少なさは驚異的なレベル!
クラウドストレージサービスのBackblazeが、恒例となっているハードディスク(HDD)故障率の2017年第1四半期レポートを公開しました。
https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-failure-rates-q1-2017/
現在運用中のHDDについての2013年4月以降の全期間における故障率は以下の通り。AFRが1%を切る「HDS5C3030ALA630」「HDS5C4040ALE630」「HDS5C4040ALE640」などHGST製HDDの故障率の少なさは驚異的なレベル。他方で運用台数が多いHDDの中にはWestern Digitalの「WD30EFRX」「WD60EFRX」のように故障率が高いモデルも確認できます。
これを見て思ったのが、HGSTの故障率が低く、WDの故障率が高いというのが意外。おそらく多くのPC自作ユーザーはWDの方が故障率が低く、HGSTの方が高いという印象を持っているともいます。実際、WDの方が高めの価格設定になっています。
そして、嬉しかったのが、今回新調したe-猫楽園用PCサーバーのHDDが偶然にもHDSTのTRAVEL STARだったことです。偶然というのはTOSHIBAにしようかと悩んだのですが、若干価格の安かったHGSTの製品を購入したからです。
それから、症状という点では、HDDは壊れる前に何らか”前触れ”があるのですが、SSDは”ある日突然”死にます。特にアクセスが激しい環境に導入すると極端に故障率が高くなります。SSDには書き換え回数の上限があることが原因ですが、ログを頻繁に書き出すような用途には向きません。話が横道に逸れましたが、今後HDDを購入する際にはHGST Firstです。