WannaCryやSKYSEA Client View脆弱性への耐性を診断できる「自診くん」、ラックが無償提供
株式会社ラックは14日、WindowsやMac、スマートフォンなどの機器に対して、サイバー攻撃に悪用される恐れのある通信が可能かをウェブブラウザーから無償で確認できる自己診断サービス「自診くん」を公開しました。
これまで、インターネット側からネットワーク接続の設定を容易に確認できるツールが存在しなかった一方で、働き方が多様化し、外出先でのモバイル通信、出張先のホテルやフリーWi-Fi、在宅勤務での自宅ネットワークなどの回線が活用される機会が増加していることを挙げています。
自診くんでは、TCPポート445番を利用するランサムウェア「WannaCry」や、脆弱性「CVE-2016-7836」を悪用する「SKYSEA Client View」の攻撃耐性が診断できるほか、インターネットからの直接接続を許可すべきではない22番(SSH)、23番(TELNET)、139番(NETBIOS)、3389番(RDP)、5900番(VNC)のTCPポートについても診断を行います。
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