「Raspberry Pi Zero W」が晴れて技適マーク取得
Raspberry Pi製品を取り扱うスイッチサイエンスは11日、無線LANに対応したシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Zero W」が、「技適マーク」を取得したことをTwitterで明らかにしました。技適マーク(技適を通過したことを証明するマーク)は、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークのことで、WiFiの親機・子機とも無線機の扱いのため、技適マークの無い無線機(無線LANチップオンボード含む)は国内で使用することが出来ないため、Raspberry Pi Zero Wも販売することが出来ませんでした。
https://www.switch-science.com/catalog/3200/
Raspberry Pi Zero Wのスペックは、1GHz動作のARM11コアによるBroadcom BCM2835、512Mバイトメモリ、microSDスロット、mini-HDMIポート、microUSBポート、CSIカメラコネクタなどの拡張端子を搭載。Wi-FiはIEEE 802.11n、Bluetoothは4.0をサポートします。
スイッチサイエンスでの予価は1,296円と非常にリーズナブルなため、プログラマブル赤外線リモコンやDAC用途として最適な選択しかも知れません。もっとも、本体よりも周辺I/Oの方が高くなりそうですが。