最近よく耳にするB-1Bの性能は
最近、アメリカ軍の「B-1B」戦略爆撃機の名前を最近よく耳にしますが、あまり語られることがないので、性能について記述します。
B-1Bは、大型爆撃機としては珍しい可変翼、15度から67.5度の後退角で幅広い速度領域をカバーしている。最高速度は、空気取り入れ口が可変式のA型でM2.2、固定式となったB型ではM1.25となっている。また、ブレンディッドウィングボディによる胴体設計により、レーダー反射断面積はB-52の1/100になっており、レーダーによる発見率は低いといわれている。
超低空侵攻による核/通常攻撃、通常の戦略爆撃、巡航ミサイルプラットホーム、などの任務をこなすため、地形追随レーダーや、赤外線監視装置、ドップラー・レーダー、ECMシステムなど、充実した電子機器を搭載。ただし、第二次戦略兵器削減条約(START II)の対象となったため、1994年に核攻撃任務から外され、現在配備の機体はすべて核兵器搭載能力がない。
---Wikipediaから
核兵器を搭載しないのに何故脅威か。一般的な戦略爆撃機は高高度から爆弾を投下したり、ミサイルを発射しますが、B-1Bはレーダーが捉えにくい超低高度をマッハ1以上の速度で飛ぶことが可能です。この速度では人工衛星や高高度のドローンで常時監視していない限りは、真上に来るまで(通り過ぎるまで)気がつきません。そしてB-1Bはグアムの米軍基地に配備されています。