釧路湿原で鶴の親子に出会いました。
今日は「釧路湿原巡り観光バス&ノロッコ号の旅」で釧路湿原をぐるっと(と言っても一部ですが)巡りました。丹頂鶴公園~釧路湿原展望台~ユッタロ湿原展望台~エコミュージアム~JR塘路-(ノロッコ号)-JR釧路という経路を半日で廻る定期観光コースで、事前予約が必要です。30人も乗ればいっぱいになりそうな小型バスは、8割程の乗車率でした。
釧路および釧路湿原は霧が出やすいところで、晴れていても霧が出て視界不良のことが多く、今日のように曇っていても霧が出ずに遠くまで見通せる日はとても運が良い日だそうです。最初に行った丹頂鶴公園では鶴の人工飼育をしているのですが青天井、出入り自由なのに鶴はちゃんと自分たちの区画の中で暮らしていました。
次に行った釧路湿原展望台では360度湿原を見渡せるのですが、どこまでが湿原かというより見える範囲がすべて湿原だそうです。ただただ広いです。
ユッタロ湿原展望台に向かっている時にさらに強運なことが起きました。道路脇の牛舎の前を悠然と歩く、野生の丹頂鶴の親子3人連れの姿を目撃することが出来てました。さらにバスの窓越しに写真を撮ることにも成功しました。滅多に見ることができないのは歩くことしかできない小鶴を連れて、人家の近くに現れることさえ珍しいのに、バスの車窓から見られる距離に出てくることなどまずあり得ないとガイドさんも興奮気味でした。←もちろん、運転手さんが気を利かせて、鶴の姿が見えなくなるまでバスを停めて待っていてくれました。
ユッタロ展望台、エコミュージアム(塘路湖)を経て塘路駅からノロッコ号に乗りました。以前、網走で乗った流氷ノロッコ号が夏場は釧路湿原ノロッコ号として運行されている(に違いない)ものです。というか、釧路湿原ノロッコ号が元祖で、流氷ノロッコ号は後からできたそうです。ガイドさんの軽妙な語り口もあの時と同じで、流れる景色を実況中継してくれました。ただ少し残念だったのは、定刻より10分遅れで出発したのにもかかわらず、定刻に釧路駅に到着したこと。途中の観光スポットで2回ほど徐行運転しましたが、それ以外の区間では車窓から写真も撮れないほど速く走り「全然ノロッコ号じゃないじゃん」という不満の声も聞こえてきました。
結局、雨らしき雨が降ったのはノロッコ号に乗っていた間の10分間程度、あとは何とか天気が持ってくれました。最後にフィッシャーマンズワーフMOOから、米町展望台まで行き港の景色を撮ってから、循環バスに乗って釧路駅に戻り、空港行きバスに乗り換えて帰路に着きました。阿寒バス「ノロッコ号とバスでのくしろ湿原めぐり」HP:http://www.akanbus.co.jp/sightse/s003.html
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