日立、3億年記録が残る石英ガラスへの記録・再生に成功!!
日立製作所は10月20日、石英ガラスへのブルーレイディスク並みの密度でデータを記録・再生することに成功したと発表しました。3億年を超える寿命を持つデータ記録技術として期待されています。
プレスリリースから---石英ガラスは、耐熱性、耐水性に優れており、1,000℃で2時間加熱しても保存データの劣化がないことをすでに実証しています。このことは、石英ガラスを用いたアーカイブが3億年を越えるデータ保存にも耐えうることを示しており、今後は歴史上重要な文化遺産や公文書、個人が後世に残したいデータなどの新たな長期保存技術として活用が期待されています。SF映画の世界では人類が絶滅した未来の世界にタイムトラベルすると、電子図書館(もしくは用途の知れない遺跡)に膨大な記録が残されているのが見つかります。そして、記憶媒体はたいていクリスタルかガラスの結晶と決まっています。
・・・昔はねぇ、ハードディスクなんていう機械仕掛けの外部記憶装置があって、しょっちゅう壊れていたんだよ。なんて言う日が来るのもそう遠くないかも知れませんね。
日立プレスリリース:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2014/10/1020a.html
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