意図しない顔認識を防ぐ「プライバシーバイザー」
国立情報学研究所(NII)は6日、カメラなどによる顔認識を防ぐ「プライバシーバイザー」を商品化すると発表しました。
カメラを内蔵したスマートフォンが普及し、SNSが発達する中で新たなタイプのプライバシー侵害が発生していると指摘。本人が意図せずに偶然写り込んだ写真がSNSで公開されることで、「誰が」「いつ」「どこにいたか」という個人情報が不特定多数に知られることになります。
プライバシーバイザーでは、画面に明暗をつくる可視光を反射・吸収する素材をバイザーに貼り付けることで、目の周囲の明暗の特徴をなくし、顔検出を妨害します。
価格は、3万円以上での販売を予定。ただし、FAAVOでの支援者向けに2万円(初回100本限定)で提供するとのことです。NII プレスリリース:http://www.nii.ac.jp/news/2015/0806
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