IntelがAMD GPU内蔵のCoreプロセッサ「Core H」を発表!!
米Intelは6日(現地時間)、AMD製ディスクリートGPU機能を1チップに統合した第8世代のモバイル向けCoreプロセッサを発表しました。x86 CPUを手がける両社の記念碑的な協業製品であるだけでなく、さまざまな新技術を採用しています。
今回発表されたのは、第8世代のCore Hプロセッサと、AMD Radeon Technologies Groupが開発したRadeonベースのセミカスタムGPUを搭載するチップ。CPUとGPUの2つのダイは、1つのパッケージ上で、今回のチップで初めて採用される「Embedded Multi-Die Interconnect Bridge」(EMIB)という技術で接続されています。
現在、ハイエンド端末を好む愛好家が持つモバイルPCのほとんどが、Intelの第8世代「Core H」プロセッサと高性能なディスクリートGPUを搭載。そのため端末の高さが平均26mmにもなってしまっています。これに対して、薄型ノートPCの高さは平均11mm程度で、Core Hとディスクリートグラフィックスの組合わせがいかに大きなスペースを必要としているかがよくわかります。
CPUおよびGPUの詳しい仕様は明らかにされていませんが、いろんな意味で注目を集めるのは確かですから、スペックやらパフォーマンスレビューが楽しみです。