三宮から
関東地方は雪が降ったり、冷たい雨が降ったようですが、兵庫県内は曇りでたまに小雨が降る程度でした。
今日は神戸空港から三宮に出てJRに乗り換え、三宮→垂水→明石→姫路と移動、姫路から三宮に戻って市バスを乗り継いで六甲山からの夜景を見に行ってきました。
垂水では五色山古墳を見てきました。大きな前方後円墳ですが、他の古墳のように木や草で覆われずに、石と土で覆われた原型に近い形で保存されているため、印象が全く異なりました。古墳の頂上から明石海峡がよく見えて、近代的な吊り橋と古墳の対比が鮮やかでした。明石では明石城に上りました。天守閣は残っていませんが、高い石垣の両端にシンメトリカルな配置で2基の三層楼が残っています。明石城を降りてから、「時の道」に入り、歴史を感じさせる建物を見ながら明石駅に戻りました。姫路城は駅前からまっすぐに伸びた大通りを20分ほど直進すると小高い丘の上に白鷺に例えられる大天守閣が見えるハズでしたが・・・平成23年度から3年間の予定で行われている保存修理工事の真っ最中で、全体が大きな直方体の箱で覆われていました。(T_T) それでも、修理中の天守閣が見られるように箱の中にエレベータが2基据え付けられていて、8階から瓦の修復工事の様子を見ることができました。
大天守閣を後にして姫路城の敷地内にある西の丸の中を歩き、城外に出てから隣にある大庭園「好古園」に入り、どれだけお金をかけて作ったのだろうといたく関心し、お城と庭園の組み合わせで印象深かった兼六園、後楽園を思い出しました。規模では兼六園や後楽園に及びませんが、人工の滝がある庭園は姫路城を巧みに借景にしています。予定ではもう少し市内を見て回るつもりでしたが、広い城内を歩いて疲れたので三宮に移動するため姫路駅に戻りました。姫路から三宮は新快速で40分程です。関東地方ではなじみが薄い新快速は快速より速く特急に近いスピードで走るので阪神地方の移動はとてもスムーズです。
去年行った函館に続き、100万ドルの夜景と言われる神戸の夜景を見るために六甲山へ移動しました。阪急六甲から六甲ケーブル下まで市バスで移動するのが一番速いのですが、今回は阪神六甲行きの市バスから六甲ケーブル下行きのバスに乗り継いで六甲山へ着きました。
ケーブルカーは20分間隔で運行されているのですが、さすがにこの時期に夜景を見に行く人は少ないようで、2両編成の1両だけに照明が入り、乗客もまばらでした。
標高931mだけあって六甲山の頂上「天覧台」では吐く息が真っ白になりました。お目当ての夜景を見ることはできましたが・・・函館に続き霧(薄雲)の中に浮かぶ夜景の写真が撮れました。
明日は淡路島に渡る予定です。姫路城:http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/六甲山:http://www.rokkosan.com/
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/000c3238d4b2a86e3a9927029c9d94b2b7.jpg
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/019d1ad790f79548b0b5e96cdc76d24b07.jpg