熊野路は遠かった・・・
クラブツーリズムの「世界遺産 熊野古道・熊野三山巡り」の旅で南紀勝浦ホテル浦島に来ています。いつもなら大勢の宿泊客で賑わうこのホテルも台風12号の後遺症で宿泊客が激減し、洞窟風呂で有名な忘帰洞(ぼうきどう)、玄武洞とも数人しか入っていませんでした。喜んでばかりはいられませんが、おかげ様で大きな湯船にゆったりと浸かることができました。
・・・しかし、ここまで来る道のりは遠かった。
東京駅7:35発のこだまに乗り、名古屋駅に着いたのが10:40。そこから大型の観光バスに乗り換え(乗客22人でゆったり)、名古屋駅を発ったのが11時前。三重県縦断コースで和歌山県へ入り、熊野本宮に着いたのが17時前、6時間あまり掛かりました。(T_T)名古屋市内で高速に乗ったバスは川を渡って三重県に入りました。尾鷲市の手前で高速を下り42号線に入りました。尾鷲市から大きな峠を二つ越えて熊野市に入り、一年中ミカンが採れると言う七里御浜の海岸線沿いを走ってようやく新宮(しんぐう)市に入りました。ここから熊野本宮まで熊野川沿いを走りました。今はゆったり流れる熊野川は至る所に台風12号の爪痕が残り、河岸の木々はなぎ倒され、山が崩れて大きな岩が河川敷に転がっているところが何カ所もありました。川沿いの道路も場所によっては大型バスの屋根を越えるところまで水が流れたあとがありました。(*_*)道路側もあちこちに崖崩れの後があり、そういうところは片側交互通行でした。結局、熊野本宮に着いた時にはあたりは暗くなっていました。地元の皆さんが観光客に来てもらえるようと、懸命に道路の復旧を行い、先月末にようやく開通にこぎ着けたそうですから、不平は言えません。熊野本宮から帰ろうと言うときにあいにくの雨となりましたが、1時間ほどでホテル浦島に着いた頃に雨が上がりました。
明日は熊野古道のほんの一部と那智の滝、那智大社、速玉大社を巡ります。熊野本宮のHP:http://www.hongu.jp/
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