那智の滝は濁流が音を立てて落ちていました・・・
はじめに最も熊野古道らしい面影を残すという「大門坂」に行きました。大粒の雨が降りしきる中、杉の大木に囲まれた石段を登って30分程で坂の頂上へ出ました。晴れていればここから那智の滝まで歩けるそうですが、那智の滝まではバスで移動しました。
10分程で那智の滝に着きました。長い石段を下っていくと台風12号で滝の回りの木々が流されて景色が一変してしまったという那智の滝の音が聞こえてきました。入り口で300円を払って滝見台へ行くと、濁流が大きな音を立てて流れ落ちて、雨粒なのか滝のしぶきなのか分からない状態でした。本当はもう少し優しい流れの滝と言われていますが、去年見た袋田の滝を彷彿とさせる男性的な滝でした。
華厳の滝、袋田の滝、那智の滝とこれで日本三大瀑布を見たことになりますが、袋田の滝に続いて那智の滝も雨の中での滝見となり、少々残念でした。(*_*)次に向かったのは那智大社、青岸渡寺でした。ここはもともと一つでしたが、神仏分離で二つに分けられたところです。長い長い石段を登って那智大社に着いた頃には雨は暴風雨に変わり、スニーカーは水浸し、綿パンも腰まで濡れてしまいました。(T_T) 晴れていれば青岸渡寺から那智の滝を含むすばらしい景色が眺めることができるそうですが、そんな状態でしたのでそそくさと石段をおりました。最後に行ったのは新宮市にある熊野速玉大社、ここにある「ナギ」のご神木は葉っぱに葉脈が無いため、切れにくくおサイフに一枚入れておくと「お金が切れなく入っているおまじない」になるそうですが、地面に一枚くらい落ちていないかと探しましたが、残念ながら”一枚も”落ちていませんでした。
後は来た道をひたすら戻るだけ、名古屋駅には17時過ぎに着きました。
熊野那智大社HP:http://www.kumanonachitaisha.or.jp/熊野速玉神社HP:http://kumanokaido.com/hayatama/index.html
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