荒船山は紅葉真っ盛りでした。
荒船山のふもと、下仁田に着いたときには雨がぱらついていて今日はカッパを着て歩くのかと出鼻をくじかれた気分だったのですが、荒船山の登山口(内山峠/登山客の車でいっぱい)に着いたときには雨も上がり、空が明るくなってきました。
気温も高く登り始めると暑くなってきたので途中で上着を脱ぎました。今日一番期待していた紅葉はまさに今が盛り、登山道の左右の林の中に見事に色づいた赤や黄色の紅葉を見ることができました。
急な岩場を経由して「クレヨンしんちゃん」の作者、臼田儀人さんが滑落死したことで有名になった艫岩(ともいわ)に着くと、目の前に浅間を中心とした180度のパノラマが広がりました。足下に広がる山肌も絵のようにきれいな紅葉柄をまとっていました。艫岩は船の艫(とも)にあたる部分で、軍艦の形をした荒船山の船尾にあたります。200mの断崖絶壁に柵は無く縁までいけるのですが、足下を覗かない限り不思議と恐怖心は湧きませんでした。
艫岩での昼食休憩後、荒船山の山頂「経塚山」までは一時間弱でしたが、山頂の手前から急登となり、ゆっくりとしたペースで登りました。山頂は木々に囲まれ視界不良ですが、三角点で記念写真を撮って下りてきました。
下りは荒船出世不動尊へ抜けるコースでしたが、こちらは唐松が黄色に紅葉して登りの景色と対照的でした。
荒船出世不動尊から歩いて一時間ほどでバスが待つ内山大橋に着きました。全行程5時間の気持ちの良い登山でした。荒船山登山ルート:http://www.sakucci.or.jp/saku_city/mount/arahune/
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/00eecad56bae2194f07108ae05decfbdf0.jpg
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/01dfa0352d5b2276f5f0e99f253fede06c.jpg