プリンタ(インクジェット機)を購入する際に考慮することは。
プリンタ(インクジェット機)を購入する際に考慮することは何を重視するかで変わりますが、主なチェックポイントは、
- 価格とランニングコスト
カートリッジ式、ボトル式に大別することができますが、初期費用が安くてランニングコストが高いのがカートリッジ式、初期費用が高くてランニングコストが安いのがボトル式、ボトル式はまだ種類が少なく、デザイン性も今ひとつですが、今後増えると思います。
- 静粛性
ウォーミングアップ時の動作音、印刷時に動作音に分かれますが、一般的にCanon製はウォーミングアップ時の動作音が大きく、エプソン製は静かです。トレイが電動式であるか、手動式であるかによっても印刷開始時の動作音が変わります。CD印刷が出来る機種では、操作性も動作音も大きく異なります。
- 発色
プリンタの三原色はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イェロー)です。5色、6色といったプリンタは三原色に中間色や黒(大容量カートリッジ含む)を追加したものです。黒は三原色を同時に使うので、インクの使用量が多く、B(ブラック)を追加して、最低でも4色インクのプリンタが主流です。インクには染料系と顔料系の2種類があり、①文字印刷に使うならくっきり文字で色の安定が早い顔料インク。②写真・画像印刷に使うなら繊細な色で再現力の高い染料インクになります。 - 使い勝手
印刷専用機か多機能機か迷ったら、多機能機です。最近の多機能機はコンパクトで場所も取りません。コピー機能があるのでなにかと便利です。それから、本体の使い勝手もありますが、ドライバーや付属ソフトウェアの更新機能が充実しているかといった点も重要です。エプソンのプリンタはソフトウェアのアップデート機能が充実していますが、最近のプリンターはどれも、ネットワークから自動D/Lするようになっていますので、ネットワーク接続機能の無い、低価格機で無い限り問題ありません。 - メンテナンス性
インクの交換の容易さ、排インクの処理の方法が重要です。最近の機種であれば、インク交換はどれも簡単ですが、ほとんどの機種が排インクの処理については昔ながらの方式を取っています。プリンタのヘッドクリーニングにはインクを使いますが、インクはインクだまり(板状のフェルト)に直接噴射されます。インクだまりがいっぱいになるとプリンタの寿命ですが、最近は排インクポケットがあり、交換可能な機種もあります。
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