ジェスチャーだけで家電を操作できるビジョンアシスタントカメラ「Piccolo」
スマートスピーカーの「Google Home」や「Amazon Echo」などは、テレビの音量が大きかったりすると大音量にかきけされてスマートスピーカーで音声操作できなくなることがあるはずビジョンアシスタントカメラの「Piccolo」はジェスチャーを使って家電を操作できるため、テレビの音量が大きいときでも操作に困ることはないとのことです。
Piccoloは「骨格トラッキング」と呼ばれる技術を使って、ユーザーの体をピンクの「腕」、白の「頭」、紫の「足」、黄色の「手」に分けて関節の位置まで認識しています。また、操作対象の家電製品も認識していて、対象の機器は水色の四角で囲われています。
Piccoloはカメラで操作を認識するため、将来的には「誰が操作しているか」という情報も利用することができるとのことです。つまり、テレビなどを操作する場合、ジェスチャーを行ったユーザーの好みに合わせたチャンネルを表示したり、音量設定を行うことも可能になるそうです。
製品化にはまだ時間がかかるようですが、製品化の目処がついた段階でクラウドファンディングで出資を募る予定とのことです。