新しいデジタルコードレス電話は「DECT 1.9GHz」採用
最近は家電(いえでん)を持たずにケータイだけで済ます人も多くなっていますが、留守番電話機能付きのFAX電話もそれなりに進化しています。
FAX機能はメモリー送受信になりましたので、必要なときにトレイを開いて紙をセットします。そのため、本体は非常にコンパクトになりました。本体と子機間の通信は盗聴されにくいデジタル通信方式になりましたが、以前の機種は無線LANの周波数帯と同じ2.4GHz帯を使っていたため、お互いに干渉してしまうと言う欠点がありました。
そこで登場してきた規格が「DECT 1.9GHz」です。デジタルコードレス専用の周波数帯1.9GHzを使うため、無線LANと干渉しなくなりました。また、DECTは暗号化技術の改良で盗聴されにくく、省電力機能にも優れています。
vDECT自体は1988年に規格化されましたが、日本国内では2010年10月に総務省でデジタルコードレス規格として認められました。
ということで、無線LANのある環境でデジタルコードレス電話を使いたいと言うことであれば、昨年末あたりから販売され始めた「DECT 1.9GHz」対応デジタルコードレス子機付の機種をお勧めします。シャープのDECT 1.9GHz対応FAX UX-600CL 実売価格12,000円前後:http://www.sharp.co.jp/fappy/products/600/
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