Win XPのサポート切れがにわかに話題に
先日NHKのニュースで唐突(?)にWindows XPのサポート切れが一年後に迫っていると流したものだから、世間は大騒ぎ。MSは本日(4/9)記者会見を開きました。
MSの記者会見の内容は「XPのサポート期限は延長しない。その代わりOSの載せ替えを積極的にサポートする。」というものでした。また、XPをいつまでも使い続けているのは、先進国の中では日本だけで、景気が悪くなるとすぐにIT投資を切る日本の企業風土せいではないかと分析しています。←当たっていると思います。
サポート期限を延長しない最大の理由は、OSが古いために基本部分(カーネル)に脆弱性があり、セキュリティパッチで対応するには限界が来ているためだそうです。では、ネットに繋がなければいいかというと、USBメモリで蔓延するウィルスもはびこっているので、そんなに簡単な話では無いとのことです。今回の説明はまさに正論、買い換え需要喚起より、際限の無いセキュリティパッチの配布をこれ以上続けさせないで欲しいというのが本音でしょう。←結果として買い換え需要は起こりますが。
しかし、載せ替える原資が無くて困っているのは小中学校などの教育機関や大震災の被災地。ここは特例を設けて安価にOSの載せ替えが出来るようにして欲しいものです。 > MSMSニュースリリース:http://www.microsoft.com/ja-jp/news/130409_xp_eos.aspx
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/00cde88f0fb8b480dd63517e4f8946604a.png