蛍観賞つき宿泊プラン
蛍は初夏の夜に飛ぶ虫という漠然としたイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし、実際は梅雨時、関東なら6月の数週間、高温多湿の夜20時ころに良く飛びます。本降りの雨はさすがにだめですが、梅雨時のシトシトと降る雨くらいなら、飛ぶ確率が高いです。雨傘片手に蛍鑑賞はありですから、梅雨時でも諦めずに蛍を見に行きましょう。
この時期、関東の山間部のホテルや旅館では、蛍観賞付き宿泊プランというのがあり、蛍が見られるところまでバスで連れて行ってくれます。前置きが長くなりましたが、今夜は秩父の「ホテル美やま」の蛍観賞プランで泊まっています。温泉付き、一泊二食、蛍観賞の送迎バス付きで一万円以内と言うリーズナブルな料金設定です。
雨の中、バスは20時にホテルを出発。もしかしたら、蛍は見られないかと心配していたのですが、蛍の観賞ポイントについた時には霧雨状態。バスの窓から蛍が飛んでいるのが見えました。
バスを下りて、現地の案内人(NPOの人)について川の近くに下りていくと、そこかしこに螢がいて、黄緑色に光っていました。しばらくすると目が慣れて、結構明るく見えるのですが、カメラで手持ちで撮影するには光量不足、撮影は断念して光景を網膜に焼き付けることにしました。
蛍は今までにも何度か見ていますが、いずれも虫かごやガラスケースの中にいる状態でしたから、今回のように自然の状態で沢山の蛍を見たのははじめて、感動ものでした。ダメ元で撮った動画にはそれらしきひかりの点滅が写っていました。
ホテル美やま:http://www.miyama-onsen.com
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