NTPとうるう秒
明日7月1日午前9時前に「うるう秒」が挿入されます。さくらインターネットあたりが予期せぬサーバーの不具合に警戒をと呼びかけていますが、うるう秒を挟んでNTPサーバーと同期を取ると、RedHat系Linuxの一部でKernelパニックが発生、再起動するしか無かったという現象が、前回あったそうです。
このNTP同期、組み込みLinuxでも動いていて、ルーターだのSWなどでもひどいものでは1分おきとか、5分おきにNTP同期を取っていたりします。まさか、組み込みLinuxでこういう現象が発生するとは考えにくいですが、今時の組み込みLinuxはNASはじめあらゆるところにはびこっていますので、「警戒を」と言われても無理があります。
にしても、NTP同期なんて1日に1回でいいと思いますが、デフォルトが1分おき5分おきなんて言う機器(ノード)が結構あったりして、全く統一性がないところに根本原因があるんですが、だれも文句を言わないのが業界の不思議です。
影響を気にするなら、うるう秒をやめるのが一番ですが、とりあえず今回は”決行”されるようですね。さくらインターネット うるう秒警告:http://www.sakura.ad.jp/news/sakurainfo/newsentry.php?id=1059
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/000a361800e258011a22eb0c136890948d.jpg