登山にICT活用!! 北アルプスで「お守りビーコン」実証実験中
長野県は、iBeaconで取得した登山者の位置情報を活用したり、危険情報を提供したりすることで、登山者の遭難事故防止を図るプロジェクト「山岳遭難防止プログラム」を2014年度に開始しています。
ペンダント式のiBeacon(通称:お守りビーコン)を登山者1人1人に渡して、それらのiBeaconを検知するためのAndroidアプリ「山小屋アプリ」を開発しました。「山小屋アプリ」をインストールした端末は山小屋に設置し、登山者が持つiBeaconを検知すると通行実績として記録し、それを蓄積して移動履歴にする仕組みとなっています。
登山者がウェブ上で登山計画を立てる際に、手持ちのiBeaconのIDを登録して自分のプロフィールと紐付けしておきます。登山中はそのiBeaconを持って山を登り、山小屋を通過すると通行実績として自動的に記録され、それが携帯電話回線を使ってサーバーに送信される。そしてその結果を家族が家からウェブで見ることが可能となり、家族を安心させることができます。
北アルプスの燕岳登山口および山小屋の燕山荘、大天井ヒュッテ、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、槍ヶ岳山荘、殺生ヒュッテ、槍沢ロッヂ、横尾山荘、徳澤園、上高地バスターミナルの11カ所に端末を設置し、実証実験中です。
山岳遭難対策モデル事業化プロジェクト推進協議会(仮称) HP:http://www.pref.nagano.lg.jp/joho/happyou/20150611press.html
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