NHK『技研公開2016』に行ってきました。
本日、成城学園にあるNHK技術研究所で開催されている「技研公開2016」に行ってきました。すでに様々なネットに紹介記事が出ているので、詳細はそちらに任せますが、最先端の技術を自分の目で見ることができてとても刺激的でした。
今夏から試験放送が開始される「8K」が展示の目玉で、高精細な画像を表示させるための超薄型有機ELディスプレイ(高輝度、小消費電力、設置自由度から最適)、大容量データを記録するためのホログラムディスク、可動ヘッドの無い超高速磁性細線メモリー、医療用8K内視鏡、4K⇒8Kの超解像技術、8K再生専用PC(半端ないハイスペック)、8Kシアター(10分間のスポーツ番組ダイジェストが映画館並みの解像度)などなど。
それ以外の技術では、3DCG共演用スタジオロボット、3DCGリアルタイム合成(ボールの軌跡をリアルタイムに表示)、ビッグデータの分析結果を放送内容に即座に反映させるインターネット連携(Person of Interestの世界)、裸眼立体視映像(インテグラル方式)、映像へのメタデータ自動埋め込み(超高性能な顔認識みたいなもの)、などなど。
それにしても、8K画像の高精細は圧巻ですが、一般庶民の自宅に8KTVが普及するのはどれくらい先でしょうねぇ。その頃には帯域的に無理な地デジは駆逐されているでしょうし、そのころにはキット安くなっている(?)衛星放送か高速インターネット利用と言うことになるんでしょうね。
技研公開2016(5/26~5/29):https://www.nhk.or.jp/strl/open2016/
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/0057baa7606bfc85cccd40efd29802a0a7.jpg
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/01600817d8fb5c66544354645346331d48.jpg
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/02cb441fa62050cf4a0d1e509393470bbb.jpg