ワシを訓練して不審なドローンを空中で捕獲するプロジェクト
無人飛行機のドローンは、誰でも手軽に購入できるほど安価で身近になった一方で、明確な規制が進んでいないこともあり、ドローンが飛行場に侵入して飛行機の安全性を脅かしたり、ドローンが低空飛行を行い安全性に問題があったりします。そのため、各国で不審(不法)ドローンを捕獲するためのネット式のバズーカや捕獲用ドローンを開発中ですが、機械式では無く空中で鳥を捕獲する元祖「ワシ」をつかってドローンを捕獲するプロジェクトが進行しています。
オランダ警察が導入を検討しているのが、「ワシ」を使ったドローンの捕獲計画です。他のドローン捕獲方法とは異なり、ワシは上空の風に影響されることなくドローンを捕まえられるという利点があるとのこと。また、ワシの爪には、爪を保護するための鱗片がついているため、ドローンのプロペラでワシがケガをしてしまう心配は少ないそうです。
世界中の空港では、バードストライク防止のために、天敵のワシが導入されている空港もあるため、ドローンよけのワシは導し易いとも言われています。
The New York Times 該当記事:http://www.nytimes.com/2016/05/29/world/europe/drones-eagles.html
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