帯広から
機長のアナウンスでは帯広の天候は曇りとのこと。まぶしい日差しにやられないで済むので、これは助かると思って機外に出ると、肌寒い。気温はなんと15度。北海道の夏でこんなに気温が低かったのは道北の稚内以来。道南の帯広は低くても20度はくだらないだろうと思っていただけに、想定外の寒さにびっくり。空港連絡バスを途中下車して行った愛国駅で、念のため持参したフリースのベストを着ましたが、半袖には堪えます。おまけに小雨も降り出して、なんとか雨の合間を縫って写真を撮りました。
https://www.tripadvisor.jp/Attractions-g608507-Activities-Obihiro_Hokkaido.html
一時間半待って、帯広行きのバスに乗り帯広駅前でレンタサイクルを借りました。係の女性の話では、つい先日は真夏日だったそうで、帯広の夏はいつも寒いわけでは無いとのこと。ここまで気温の差が激しいと体調がおかしくなると言っていました。自転車で最初に行ったのは、ばんえい競馬場。今日は競馬の開催日では無かったので、人影はまばらでしたが、馬券売り場に行くと地方競馬の場外馬券を買っている人たちが結構いました。場内のふれあい動物コーナーで人なつこい馬たちの写真を撮りました。
次に向かったのは、市の外れにある眞鍋庭園。思いのほか遠くて、結構疲れましたが、ようやくたどり着くことができました。庭園内は、テーマごとに分けられていて、ちょっと大きめの箱庭風です。珍しい花や木々たちのどれもよく手入れされていて、なかなかいいものを見せてもらいました。日本三大名園をはじめ、いままで各地の庭園を見てきましたが、どこの庭園とも違っています。強いて言えば、旭川の植物園と小石川後楽園をミックスして品良くまとめた感じでしょうか。(きっと誰もわからない)
駅に戻ると16時前でしたが、さすがに疲れたので予定より早く自転車へを返して宿に向かいました。明日は、交通の便が悪い上に、ほんとに何もないという襟裳岬に行ってきます。