750台のRaspberry Piで構成されたBitScopeのスパコン
電子機器の販売などを行なっているオーストラリアのBitScope Designsは、750台のRaspberry PiからなるHPCクラスタを構築可能な「BitScope Cluster」モジュールを発表しました。
低価格なHPC(High Performance Computing)向けスーパーコンピュータとして利用することを想定、1つのラックに150基のRaspberry Piを搭載可能で、5ラックで750ノードのクラスタを構成できるようになっています。実装するCPUの仕様がクアッドコアのARMv8 1.2GHzとなっていますので、各ノードはRaspberry Pi3 Model Bで構成されていることが分かります。
4コア × 750台 = 3000コアのスパコンとなりますが、Raspberry Pi3 Model Bの価格が、5500円前後ですから、5500円 × 750 = 4125000円、Rasperry Piをクラスタ接続するためのモジュールの価格を含めても、500万円程度でスパコンが組めそうです。