楽天カードをかたるHTML形式のウイルスメールが拡散中
楽天カードがユーザー宛に送信する正規のお知らせメールと見た目が酷似したウイルスメールが、12月8日以降に拡散されています。従来のウイルスメールはテキスト形式でしたが、今回のメールは色使いもフォーマットも本物そっくりなHTML形式なのが特徴。今後、このようなHTML形式のウイルスメールが増えてくるものと思われます。
送信元も楽天カードの正規のドメインである「@mail.rakuten-card.co.jp」に偽装するなど、見分けがつきにくくなっています。ただし、楽天カードに入会していない人、カードを利用していない人にもリボチェンジのメールが届くなど、オマヌケなところがあり、スルーするかそのまま完全削除すればフィッシングの被害にあわずに済みます。
リンクをクリックすると上記ような釣りのダイヤログが表示され、カード番号やセキュリティコードの入力を求められます。メールそのものがインターネット草創期からあるレガシーなプロトコルですから、ドメインの偽装などができてしまうわけですが、そのうちレガシーメールを廃止しようなどという動きが出てくるかもしれません。