彦根から(その2)
今日は当初の予定を変更。午前中に彦根市内を観光、午後から大きく移動して京都寄りの比叡山に行ってきました。
8時過ぎにホテルをチェックアウト、駅のコインロッカーに荷物を預けてから、駅前のレンタサイクルで自転車を借りました。こちらは24時間以内なら500円と、とてもリーズナブルな料金設定でした。
駅前の通りを直進して彦根城へ。長い石段を上った先にある天守閣は小ぶりですが、小高い山の上にあるので眺望は抜群、琵琶湖、彦根市街が一望できます。城を後にして隣にある付属庭園「玄宮園」へ行きました。こちらの庭園は規模はさほど大きくありませんが、設計が巧みでどこから見ても絵になります。いままで様々な城の付属庭園をみてきましたが、その中でも上位に入る庭園です。
玄宮園を後にして、外堀の先にある夢京橋キャッスルロードへ。こちらは昔の町並みを再現した通りです。和菓子の製造直売店で草餅を2つ買って、食べながら今日の予定を再検討。当初の予定ではさらに進んで、多賀大社まで行くつもりでしたが、真夏を思わせる日差しにサイクリングを断念。そして、以前から行ってみたいと思っていた比叡山に行ける可能性はあるかと、経路と時間をスマホで調べると、彦根(琵琶湖線)→山科(湖西線)→比叡山坂本(バス)→ケーブル坂本(ケーブル)→山頂駅まで乗り換え時間を含めて2時間弱で行けそうです。
駅前のファーストフードで昼食を済ませて、11時55分発の京都方面行きの琵琶湖線に乗車、湖西線への乗換もスムーズで、比叡山坂本駅からの連絡も順調、13時45分にはケーブル山頂駅に立っていました。
比叡山というと延暦寺の根本中堂が有名ですが、実際は山全体に様々なお寺、お堂、仏塔などが配された霊山で、すべて見て回ろうとすると一日掛かります。(中尊寺と同じです。)また、トレッキングシューズを履いていないと足を痛めてしまいそうな道もあります。大抵の人は、根本中堂と東塔を見て山を下りますが、元気(根性がある?)な人は西塔まで行きます。私は元気でしたので、西塔まで行って来ましたが、根本中堂から西塔(実際に塔はありません。)までは、山の中の道を歩いて往復一時間掛かりました。←途中、「京都一周トレイル」の看板が。
山頂駅16時発のケーブルカーで山を下り、バスに乗り継いで比叡山坂本駅へ。16時47分の湖西線に乗り、山科で乗り換えるところまでは順調でした。・・・が、乗車中に車内アナウンスで米原駅で信号機故障があり、米原駅駅の手前で折り返し運転しているとのことでした。
途中駅で電車を下りて駅員に聞くと近江八幡まで行き、近江鉄道で米原に行く振り替え乗車があるとのこと。近江八幡駅で振り替え切符をもらって、近江鉄道に乗車。これで新幹線の時間に間に合うと安心していたところ、全くの期待外れ。駅間の短い各駅停車の電車は遅遅として進まず。米原に行くまでに乗換2回、途中駅での待ち合わせもあり、米原に着いたときには、既に新幹線は出発した後でした。(;_;)次のひかり号までかなり時間があるので、こだま号に乗車。途中でひかり号に乗り変えるのも面倒だし、自由席が空いている保証もないので、そのまま東京駅まで乗車。予定を大幅に超過して着きました。23時前に着けただけいいとしよう。
・・・旅にハプニングはつきものですが、信号機故障で新幹線を乗り過ごしたのは今回が初めての体験でした。
彦根観光協会:http://www.hikoneshi.com/jp/castle/比叡山延暦寺:http://www.hieizan.or.jp
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