生産停止した「Galaxy Note7」のバッテリ確認 by iFixit
交換品まで発火事故を起こし、ついに生産停止となった「Samsung Galaxy Note7」ですが、Samsungからは未だに原因調査の結果が発表されていません。「小さな筐体に大容量過ぎるバッテリーを搭載したことが根本原因」との説が有力ですが、この説の通りとするとバッテリーを交換しただけでは、発火が防げなかったことも納得がいきます。
搭載しているバッテリーは、中国Dongguan ITM Electronics製で出力電圧3.85V、充電電圧4.4V、容量は3500mAh、13.48Wh。大きさは「iPhone 6s Plus」に搭載されていたものと同程度ながら、容量はiPhone 6s Plus用の10.45Whに比べ相当大きいということが、iFixitの分解チームによって明らかにされています。
分解レポートはiFixitのサイトに掲載されていますが、「Samsung Galaxy Note7」の修理のし易さは10点満点中4とかなり低いとしています。
Sumsungからは廃版となった「Galaxy Note7」に代わり、近い将来「Galaxy Note8」が発売されるとの観測が流れていますが、一度失った信用を取り戻すのは厳しいと言われています。
iFixit 「Sumsung Galaxy Note7 分解レポート(英文)」:https://www.ifixit.com/Teardown/Samsung+Galaxy+Note7+Teardown/66389
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