iPad miniより小さいwin10PC『GPD Pocket』
GPD社製の『GPD Pocket』は、縦18×横10.6×厚さ1.85cmで重量が0.48kgと、少し大きめの長財布くらいの大きさのパソコンです。このサイズでWindows 10が起動するうえ、USB Type CポートやUSB 3.0ポートも備えていて、Micro HDMI出力まで付いています。
プリインストールされるOSを選べるのも特徴で、「Windows 10 Home」だけでなく、Linuxベースの「ubuntu 16.04 LTS」も選択可能です。動きの軽さから言ったら、断然Linuxですが、互換Officeと日本語入力が今ひとつというところでしょうか。
小さいながらも打ちやすそうなキー配列のキーボード。一般的なノートPCによくあるタッチパットではなく、スペースキーの手前にポインティングデバイスのようなものを備えています。Thik Padに似ています。
スペックは、CPUが最大2.4GHz駆動の「Atom x7-z8700」、4GBメモリ、128GBのSSD(eMMC)と、まずまずの性能です。7インチのディスプレイは1920×1200ドット。この画面解像度だと小さい文字を読むのが辛そうです。
気になる価格は、IndieGOGOでの価格が399ドル(約4万5000円)となり、一般販売価格が599ドル(約6万8000円)だそうです。
GDP Pocket製品サイト:http://www.gpd.hk/news.asp?id=1520&selectclassid=002001