稚内・利尻・礼文(その1)
羽田発稚内行きの飛行機は定刻の9:05に出発、10分ほどで台風6号の厚い雲の上に出ましたが、途中で乱気流に見舞われることもなく、稚内空港にほぼ定刻の11:10に到着しました。
稚内空港からバスでフェリーターミナルに直行してコインロッカーに荷物を入れてから、カメラを持ってシャコタン行きのバスが停まる市役所前まで10分ほど歩きました。まもなくバスが来ましたが、乗客は数人で終点のシャコタンまで乗っていた乗客は私一人でした。
北海道一高いという稚内灯台の下は気温18℃、海から冷たい風が吹いていて体がすっかり冷えてしまいました。シャコタンからは利尻富士(利尻島)が良く見えましたが、反対側の小高い丘の上には自衛隊のレーダーサイトがあり、最北端の町の緊張感がヒシヒシと伝わってきました。(*_*)シャコタンには寒流水族館があり、入り口近くに人なつこいゴマフアザラシのプールがあって、フェンスに近づくと一斉に寄ってきました。
ここの水族館にはヒラメと一緒に泳ぐ大きなイトウ(陸封された鮭=淡水魚)がいて驚かされましたが、時間を掛けて海水に慣らしたそうです。「イトウを海水に慣らしたらタダの鮭!?」と突っ込みを入れたくなりましたが、学術的にはきっとすごいことなんでしょう。
寒さのシャコタンを早々に切り上げ、シャコタン発のバスに乗って稚内港のフェリーターミナルに戻りました。ターミナルの手前の交通標識に日本語とロシア語の表記があって、富山港の交通標識に同じように日本語とロシア語の表記があったことを思い出しました。15:20発の礼文島香深(カフカ)港行きのフェリーは東京からの団体客で結構混んでました。礼文島まで2時間の航海、2等船室の床の上に座り続けているのも辛いので、今日はとても良く見えているという、利尻富士を見に時々デッキに出ました。
香深港に着くと、今夜泊まる旅館「うきしま」の出迎えが来ていて、私一人を乗せると数分で旅館に着きました。いつも泊まるのはビジネスホテルで旅館に泊まるのはずいぶん久しぶりですが、明日は午後から利尻島に渡ると伝えると、午前中に島の見所を巡る定期観光バスを紹介してくれた上に、バスの発車時刻にあわせて、バス乗り場まで送ってくれることになりました。こちらが恐縮してしまうくらい親切で、たまにはこういう離島の旅館もいいものだと思いました。
明日は、上に書いたように利尻島に移動します。ハートランドフェリーHP:http://www.heartlandferry.jp/
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