鳥取から戻ってきました。
午後から天気が崩れるとの予報に予定より早めに米子を発って鳥取を目指しました。単線の山陰本線を走るディーゼルカー「快速とっとりライナー」は交換待ちや、上下の特急待ちの連続でなかなか進みません。たまに停まらない駅があるので一応快速なのですが、運行速度は鈍行並です。
いままで乗った快速の中でベストワンは複々線の琵琶湖線を走る新快速で、特急並みのスピードで近江~京都~大阪~神戸を走り抜けます。山陰線の「快速」に乗るうち、もう一度新快速に乗ってみたくなりました。
1時間45分掛かって、10:25に鳥取に着きました。荷物をコインロッカーに預けて、駅前から出ている鳥取砂丘行きのバスに乗り、11時過ぎに砂丘に着きました。初めて見る砂丘は想像していたのと違う形をしていました。
なだらかな砂山が千葉県の九十九里浜のように続いているのかと思っていたら、実際の砂丘は大きな砂の山(塊)でした。力を入れると足が沈んでとても歩きにくい中、回りの人たちがそうしているように、砂山の頂上を目指して歩きました。頂上に着くと、ハングライダーを楽しむ若者、連凧をあげる中国の人たち、砂山を滑り降りる子供たちが視界に入ってきました。
回りは緑の木や草が生えているのに、どうしてここだけ砂の山になっているんでしょうね。考えてみれば不思議な空間です。
名物の「梨」ソフトクリームを食べてから、ループきりん号(観光地巡りバス)で鳥取駅まで戻りました。ちなみにきりんとは動物のきりんではなく、麒麟獅子舞のきりんのことです。(ウンチク)空港行きのバスが出るまで相当時間があったので、歩いて鳥取城跡へ行きました。鳥取城は典型的な山城(やまじろ)でしたが、明治維新の時に石垣を残して取り壊されてしまいました。残っていれば貴重な観光資源になったのに残念です。額に汗をかきながら二の丸跡に上ると、目の前に市内全域のパノラマが広がっていました。
歩き疲れたので、帰りは市内循環バス(100円バス)で駅までもどりました。駅で少し遅めの昼食を取ってから、17:20発鳥取空港行きバスが来るのを待ちました。鳥取空港は日に4便しか飛んでいないので、バスも4便しか走っていません。
空港近くに「日5便にしよう」と大きな看板が出ていましたが、同一県内に米子、鳥取の2空港を持つだけに増便は難しそうです。
鳥取砂丘:http://www.torican.jp/dune
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