Windows 8のFirewallをもっと使いこなそう
Windows 8のFirewallというと、コントロールパネルにある「PCの保護」のことだということは殆どの人が知っていると思いますが、実はもっと細かい制御ができます。
インターネット上の標準プロトコルであるTCP/IPはデータを細切れにして送受信します。細切れのデータのことをパケットといいますが、このパケットには送信元IPと受信先IP、ポート番号、シーケンス番号などが載っていて、受信先で元のデータに組み立てます。IPはお馴染みですが、ポート番号はアプリケーションを識別するための番号でHTTPなら80と決まっています。
Firewallはフィルターのかたまりなので、IP、ポート番号でフィルターをかけることができます。もし自分のPCから特定のサイトに頻繁にアクセスするようなら、いっそのことIPやポート番号でフィルターをかけてしまうということができます。
たとえば、マザーボード付属のユーティリティを入れたら、メーカーのサイトに頻繁にアクセスするようになったという場合は、気持ちが悪いので受信先のIPをブロックする設定にします。
設定の仕方は、コントロールパネル > システムとセキュリティ > Windowsファイアウォール > 詳細設定 > 送信の規則 > 新しい規則 > カスタム > IPの登録とします。もっとも流れているパケットからIPを割り出せなければこの手は使えませんが、そういう時はネットで手に入るパケットモニタを使います。
と今日は少しお勉強モードでした。
Windows 8 Firewallの説明:http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/windows-firewall-from-start-to-finish
http://www.e-nekorakuen.net/wp-content/uploads/d3diary/000272c28bf74a5d166518a94d5efd4b30.jpg