鹿児島から(その2)
今日は潮騒の音を聞きながら日記を書いています。
目の前は太平洋、窓を開けると磯の香りと砂浜に寄せる波の音が入ってきます。今日泊まっているのは佐多岬観光定番の宿「ホテル佐多岬」。ここは全室オーシャンビュー、時期によっては目の前の水平線から朝日が昇るというロケーションです。
8時少し前に鹿児島中央駅から路線バスに乗り、終点の鴨池港に着いたのが8時20分ころ。30分待って8時50分発の垂水新港行きのフェリーに乗りました。錦江湾を横断する船の左舷に見える桜島は昨日に増して大噴火中、頭上に噴煙が漂って来たと思ったら、船の甲板には既にうっすらと灰が積もっていました。
垂水新港に着いたのは9時半過ぎでした。30分程待って今度は垂水新港前から大泊行きの路線バスに乗りました。このバスは大泊行きですが、終着地点はホテル佐多岬前という、とても便利なバスです。
ほぼ海岸沿い、一部山の中を走り、バスがホテル佐多岬に着いたのが12時過ぎでした。←やっと着いた。(^o^)チェックイン前だったので、フロントにカメラと貴重品以外の荷物を預けて、佐多岬までの距離を聞くと歩いて行くのは無理とのこと。レンタサイクルは? と尋ねると、電動アシスト付きのスポーツ車が5台ほど、フロントの右横のスペースに並んでいました。
料金も1時間200円と、電動アシスト付きにしては良心的。即借りました。
教わった通り、ホテル前の道から佐多岬方面を目指すといきなり勾配のきつい登り、電動アシスト付に感謝。その後も勾配のきついアップダウンの続く道を走ること数キロ、ようやく「日本本土最南端」の看板を目にすることができたのが、12時40分でした。
そこでお約束の記念写真を撮り、その少し先にある佐多岬方面行きの人専用トンネルの前で自転車を降りました。トンネルを抜けて少し歩くと、神社・展望台方面と書かれた道標があり、そちらに進むと鮮やかな朱に縁取られた御崎神社がありました。そこからさらに展望台方面の道を登り、足が少しだるくなったころに、展望台に着きました。
残念ながら、雲が垂れ込めていて遠くまでは見渡せませんでしたが、岬の突端にある灯台はよく見えました。そこで、持参した菓子パンの昼食を済ませてから、来た道を下り、トンネル前で自転車に乗って帰路に着きました。
帰りの道を快調に下る途中で道路脇に猿が数匹たたずんでいたので、写真に収めました。
さらに進み、来るときに素通りした「水中観測船サタデイ号」の船着き場に行きました。定員30名の船に乗客は私だけ。←そういえば、瀬戸大橋で乗った観潮船の時も同じ状況でした。
前回沖縄でオルカ号に乗った時には、海水が濁っていましたが、今回の海は透明度が高く、独り占めの船内を広く使って沢山写真を撮りました。亀の写真も撮れました。
ところで、先ほどいただいた夕食がとてもおいしくて、ホテル佐多岬はかなり好印象です。飛行機なら鹿児島まではあっという間ですが、佐多岬は遠いので気軽にお勧めできないのが、少々残念です。明日は、鹿児島に戻って少し観光をしてから、帰りの飛行機に乗ります。ホテル佐多岬(楽天トラベルでも予約できます。):http://satafureai.comhttp://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/139456/139456.html?s_kwcid=paidsearch&k_clickid=2b215f6e-6e1c-2728-732f-000039852ce5
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